【理系と転職】しーるどの転職体験記 概要1

転職
画像出典:https://www.irasutoya.com/

はじめに

こんにちは!

今は 某電機メーカで働いている“しーるど”です。

「今は」と書いたのは、以前は別の企業で働いていたからです。
別の記事でも触れましたが、私は転職を4度経験しています。
いずれも理系の開発系のお仕事をしており、今の会社は5社目です。

このシリーズでは、理系の転職について、一般論ではなく、あくまで私”しーるど”の体験談や考えたことを中心に綴っていこうと思います。

決して、転職を万人にオススメしているわけではありません

ただ、転職を経験することで、多角的な視点から人生を見つめることができるようになったことは一つのメリットかな、と考えています。

まずは、深掘りせず、私の職歴の概要をオブラートに包みながら述べていきたいと思います! 転々として優柔不断に見えるかもしれませんが、宜しければお付き合いください。

①    新卒~A社(某電子部品メーカ)

私”しーるど”は、関東の某私立大の大学院(修士)を修了後、新卒でA社(某電子部品メーカ)に就職しました。A社では、修士時代にやっていた研究に関係ある製品の研究開発部門に属することになりました。博士はさておき、修士でやっていた研究と仕事が直結することはとてもレアで、その意味ではとても幸運でした。

A社は電子部品メーカという職種柄、仕事は「とても技術的」で、自ら設計したりシミュレーションしたり、半田ごて握って試作したり、クリーンルームで真空装置扱ったり、測定装置を自動化したり、ものづくりが好きな”しーるど”にとっては、とてもとてもシアワセな時間でした。

「とても技術的」と書きましたが、理系だから技術的で当たり前だろ、と思う方もいるかもしれません。
実はこれ、当たり前ではありません
それは後の転職経験(後述のC社)で痛感することになります。。

会社で仕事する傍ら、新しいコア技術を開拓すべく、某大学の先生と共同研究させていただくことになりました。いわゆる「産学連携」というやつです。 産学連携を経験しているうち、いわゆるアカデミックな研究や学生指導に興味が出てきました。しかし、当時の私は博士号を持っておらず、大学教員を目指すことはほぼ不可能でした。そこで、いわゆる民間で基礎研究ができる研究所を探すことになります。これが1度目の転職理由です。A社には5年ほど在籍していました。当然良いことばかりではありませんでしたが、このあたりの経緯はまた別のお話で詳しく述べます。

②    B社(某研究機関)

A社で知り合った先生(の知り合いの先生)のツテを紹介していただき、B社へ研究員として転職しました。この時は、転職活動らしきことはせず、先生からの紹介で履歴書と職歴書を書いて、即面接してもらいました。B社以外には応募していません。

正直、年収は2割下がりましたが、やりたかった基礎研究ができる!ということで希望に満ちあふれていました。

B社ではかなり基礎研究に近いことをやらせていただきました。A社では電気電子関係でしたが、B社ではかなり毛色が違い、機械関連や制御の研究を担当していました。

研究しているうち、周りは博士号を持っている方々ばかりだったので、自分も一念発起して外部の大学教員と交渉し、社会人博士を取りにいきました。ここらへんの経緯や苦労は、「社会人博士のススメ」の方で詳しく述べます。B社ではまさに基礎研究で、成果は学会発表や論文、というアカデミックな環境でした。

またここから民間企業のC社へ転職するわけですが、この時の転職理由は2つでした。

1. B社の給料が基本的に低く(5年間上がらなかった)、経済的に苦しかったため。(主にこの理由がメイン。)

2. B社で働いているうち、A社で自分が携わっていた製品が世に出て行く、というニュースを見て、メーカで製品開発したい、という気持ちが芽生えたため。


このとき、はじめて転職活動らしきことをしました。複数の転職エージェントに登録し、色々な会社に推薦していただきました。ここらへんも別の機会に詳しく書きますが、数十社受けて、書類選考で落とされまくりながらも、なんとかいくつかの企業の面接に進むことができました。B社でモビリティ関連の研究をしていたこともあり、そのうちの1社のC社(某完成車メーカ)に転職することを決めます。 ここでは、ある意味貴重な経験をさせていただきました。

長くなってきたのでいったん切ります。

よろしくお願いいたします!

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