【中小企業診断士 登録養成課程】働きながら通える関東の登録養成課程4校を比較 その1

中小企業診断士 養成課程
画像出典:https://www.photo-ac.com/

どうも、しーるどです。

中小企業診断士の養成課程について、関東圏の働きながら通える4校を比較します。
実際に私は今年度4校とも説明会に参加し、受験しました。(第1期募集)

この記事はこんな人にオススメ

・中小企業診断士の養成課程を検討されている方 / これから受験準備する方

概要

下記に4校の概要を示します。

校名時間帯期間費用定員学位選考方法倍率
(推測)
東洋大学平日夜間
・土日
2年257万24名MBA面接×25~6倍程度
千葉商科大学土日2年257.9万30名修士(経営管理)GD、面接3~4倍程度
城西国際大学平日夜間
・土曜
2年254.4万16名MBA面接5倍程度
日本工業大学平日夜間
・土曜
1年250万15名技術経営修士
MOT
プレゼン・面接8倍以上?

学位について

上記4校は、いずれも大学院修士課程に、養成課程が含まれる形になっており、修了すると中小企業診断士取得と同時に、修士の学位が得られます。

学位のMBAは、Master of Business Administrationの略で、日本語では修士(経営学)または修士(経営管理)になります。
千葉商科大学も学位が修士(経営管理)なので、個人的にはMBAと言ってもよいかと思うのですが、説明会で事務の方がMBAではないと強調されてました。。
日本工業大学で得られる技術経営修士は、MOT (Management of Technology)と言い、”技術版MBA”と言われることもあります。技術力をもとに事業化するまでの経営手法を学びます。
(詳細は別の機会にお話できればと思います。) 

授業時間帯と期間について

上記4校はすべてビジネスマンが働きながら通うことを想定し、カリキュラムが組まれています。
基本的に平日の夜と、土日開催になっています。
平日は夜でも時間をさけない!という方は千葉商科大学が土日のみ開催となっています。
基本的に中小企業庁が出席率90%以上必須と定めていますので、受講者はほぼ毎回出席せねばならず、授業時間帯は養成課程を選定する上で重要な項目かと思います。
また、どの養成課程でも同じですが、授業と別に5回の診断実習が組み込まれており、平日何日かは休んで実際の企業に出張しなければなりません。

期間は、日本工業大学が1年と短期間ですが、ほかの3校は2年間となっています。
(日本工業大学の他に日本マンパワーさんも1年の登録養成課程を設定していますが、今回の比較対象からは除外させていただいています。)

費用について

費用はいずれも250万円前後と、それなりに高額な負担になります。。

しかし、いずれも厚生労働省が定める「教育訓練給付制度」の対象になっております。

詳細は省きますが、働きながら雇用状態で受講する場合、専門実践教育訓練の対象になり、
2年間の東洋大学、千葉商科大学、城西国際大学では最大約112万円、
1年間の日本工業大学では最大56万円の給付金が得られます。
これは申請しない手はないですね!

申請には、受講の1か月前までに管轄のハローワークで手続きを進める必要があります。事前予約制のキャリアコンサルティングを受ける必要があったりと、時間制限アリの手続きが必要なので早めに動かれたほうが良いかと思います。

選考方法について

選考方法は各養成課程で異なります。
東洋大学では、面接×2となっており、1日で連続して行われます。
前半が教員との研究計画書に対する面接(15分)
後半が担当中小企業診断士との適正を見る面接(15分)
でした。

千葉商科大学では、まずGD(グループディスカッション)で3~4名ずつ部屋に呼ばれ、事例をその場で出されて、グループで議論し、方針をまとめることをします。(30分)
その後、教員陣との個別面接になります。(30分)

城西国際大学では、面接1回だけで、教員と担当中小企業診断士の方が同時に研究計画書の内容や、診断士としての適性を面接されます。

日本工業大学では、教員陣の前でプレゼンを実施(事前にプレゼン資料の提出を求められます)し、質疑応答、という形で面接が進みます。プレゼンは特に定められたフォーマットはなく、自らの今までのキャリアや強み、志望動機、修了後の計画を話します。(プレゼンは15分以内。その後面接15分)

倍率について

各学校で異なります。正確な倍率は発表されていません。
あくまで私が第1期で受験した際の受験番号数の最大値を受験者数と予測し、第1期分の予想される合格者数(定員を期数で割った1期あたりの定員数)から予想しているだけです。
おそらく4校の中では千葉商科大学が3~4倍程度で最も低く、日本工業大学が8倍以上で最も高いかな、という結果になりました。
結構な倍率なので、学校ごとの入念な対策が必要かと思います。。。

以上、関東の働きながら通える4校について概要を述べました。

今後、4校の特徴や受験準備、受験当日のことについて、まとめていこうと思います!

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